イベント・講演会

2025年10月 3日

EXPO2025 大阪・関西万博 ロボットエクスペリエンスへ通訳ボランティアを派遣しました(9月活動報告)

本学と同一法人下にある神戸高専はEXPO2025 大阪・関西万博 未来社会ショーケース事業のスマートモビリティ万博において、次世代ロボットの実装・実証を行う取組(ロボットエクスペリエンス)に参加しました。本学からは通訳ボランティアとして、学生14名を派遣し、多種移動支援ロボットや壁面移動ロボット等の出展ロボットに関する英語での説明や、質疑応答のサポート等を行いました。神戸高専教員の指導の下、高専生と協働し、国内外からの来場者に最先端の技術を英語等で伝える貴重な機会となりました。

  • 出展期間:9月1日(月曜)~9月15日(月曜)
  • 参加学生数:14名

本取組は、神戸高専機械工学科清水准教授のご協力を得て実施した取組であり、「機械工学・ロボット開発分野における外国語をもちいたコミュニケーション」という、学生にとって本学のみでは得難い貴重な実践経験の場となりました。今後も神戸高専との連携に積極的に取り組み、学生に幅広い学習機会を提供していきます。

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参加学生からのコメント

  • 専門外の分野を説明することは困難でしたが、分かりやすさを意識し身近な具体例を交えたことで来場者に「なるほど!」と言っていただけました。参加前は理系分野に苦手意識がありましたが、高専の先生や学生の皆さんと話をする中で、ロボットの社会的意義を実感し、機械工学への興味が湧きました。今後は英語の語彙力を高め、専門的な内容を分かりやすく伝える力を磨きたいと思いました。
  • 海外からの来場者に向けて、高専が開発したロボットとその特色ある機構について英語で説明しました。来場された海外の方全員が英語に堪能な方であるとは限らないため、出身国を尋ねつつ、様々な形でコミュニケーションを図ることを心がけました。今回の活動を通して、専攻する中国語で自ら話しかけることができたことは非常に楽しい経験でした。今後、語彙をさらに増やし、英語のコミュニケーション能力をさらに磨く必要性を痛感しました。
  • 日常会話ではあまり使用しないような表現に少し苦戦しましたが、新たな表現を身につけることができました。また、出身国を尋ねるなどの雑談を交えることで来場者と積極的にコミュニケーションを取れるよう心がけました。日本の高い技術力を海外に発信するために、理系分野に関することも英語で伝えられるようになりたいと感じるようになりました。