学生の活動

2025年11月 5日

本学学生が大学生訪韓団として韓国を訪問しました

中国学科2年生の学生が、公益財団法人 日韓文化交流基金韓国国際交流財団が実施する大学生訪韓団の一員として、1010日~18日に韓国を訪問しました。
現地の大学生との交流やイベントの運営、韓国外交部への表敬訪問等を通じて、日韓交流を行いました。

活動内容

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【表敬訪問】韓国外交部、在大韓民国日本国大使館公報文化院

【大学訪問・講義】高麗大学グローバル日本研究院

【交流】韓国大学生訪日団団員とのフィールドワーク、「日韓交流おまつり2025 in Seoul」参加、高麗大学生との交流、1日ホームステイ

【視察】大韓民国歴史博物館、昌慶宮、北村韓屋村、青瓦台サランチェ、国立故宮博物院、東大門デザインプラザ(DDP)建築ツアー、故 李秀賢氏墓地参拝、甘川文化村、朝鮮通信使歴史館、海雲台ブルーラインパーク、現代モータースタジオ釜山、海東龍宮寺、ASEAN文化院

参加した学生へインタビュー
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参加の経緯
高校時代から、音楽やドラマなどの影響で韓国に興味があり、独学で韓国語を勉強していました。学習を進める中で、韓国の文化や歴史にも興味が湧き始め、現地に行きたいと思うようになりましたが、渡韓には費用などの問題もあり、現地を訪れるのは簡単なことではありませんでした。そこで偶然知ったのがこの大学生訪韓団です(同級生が以前参加しており、外大の掲示板で募集を見つけました)
この活動は、外交部(日本で言う外務省)や大使館を訪問したり、現地の方々と交流したりと、普段の旅行ではできないことも経験することができ、その上費用の負担がほぼないという非常に魅力的なプログラムだったので応募しました。

採用~準備~活動の中で大変だったこと
団員に決定するまでに、書類審査とグループ面接がありました。書類審査にはエッセイがあり、自分の意見や体験談をしっかり交えて書く必要があったので苦労しました。また、グループ面接では韓国語と英語で自己紹介をしましたが、しっかり対策をしておかないと大変だったと思います。
活動中は、言葉が通じないときの意思疎通が大変でした。また食文化における違いにも訪韓当初は少し戸惑いましたが、すぐに慣れることができました。

■現地でのコミュニケーションについて
高校時代から韓国語を学んでいたので、今までの学習を生かしてできるだけ韓国語でコミュニケーションをとるようにしました。ただもちろん伝えたい内容が通じないこともあり、その時は英語を使って話しました。ちなみに、韓国語と日本語では似ている言葉が多くて、予想外に意味が伝わることが多々ありびっくりしました。

■中国学科を選んだ理由
もともとアジア全体に興味があり、一言語ではなく複数言語を話せるようになりたいという夢があったので、特にアジアの中でも話者人口が多い中国語が学べる中国学科を選びました。また、実は韓国語は70%ほどが漢字を元にした言葉なので、日韓中の言語を一緒に学ぶと、単語を覚えやすかったり面白い発見ができたりするというのも聞いたことがあり、それも中国学科を選んだ一つの理由です。東アジアの仲間として、日韓中3国は文化などが似ているところもあるので、中国学科での学びや生活はとても楽しいです!

■神戸市外大での学びで役に立ったこと
外大で培った「意見を伝える力」が非常に役立ちました。外大は少人数の授業が多く、クラスメイトと意見交換をしたり、みんなの前で発表したりする機会が非常に多いです。今回の活動のなかで、自分の意見を持って周りに伝える力がしっかり身についていたということを実感しました。この力は、挙手制で意見を述べる形式だった団員採用のグループ面接においても十分に発揮されました。
また、僕は異文化交流への抵抗感のようなものもなかったので、積極的に現地の人々と接することができ、仲良くなることができました。これは現在外大で活動しているJLPパートナーの経験が生かされたと思います。異なる文化を持った人とも進んで交流する勇気や能力を持っているという強みは、留学生とたくさん交流できる外大生ならではのものだと思います。

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