学生の活動

2025年12月23日

神戸高専の創造デザイン工房で3Dプリンター体験会を開催しました

1126日(水曜)、1217日(水曜)、本学と同一法人下にある神戸市立工業高等専門学校(以下、「神戸高専」という。)の創造デザイン工房において、3Dプリンター体験会を開催し、2日間で11名の学生が参加しました。参加学生の多くは、CADComputer-Aided Design:コンピュータ支援設計)ソフト及び3Dプリンターのいずれも使用経験がなく、機械系分野に関心を持つ学生や、就職内定先でCADソフトの操作が求められる学生、3Dプリンターに興味を持って参加した学生等、さまざまな動機を持つ学生が集まりました。

体験会では、はじめにCADソフトを用いた基本的な設計や作図の方法を学び、参加者それぞれが3パターンのデザインを作成しました。その後、CADソフトで作成したデザインをもとに、3Dプリンターによる造形を行いました。
CADソフトでの設計や作図に苦戦する様子も見られましたが、神戸高専機械工学科の宮本猛教授(創造デザイン工房長)と技術職員2名による丁寧な指導により、参加者一人ひとりの個性が光るデザインを完成させることができました。

神戸高専の全面的な協力により、参加学生にとって非常に充実した学びの機会となりました。今後も神戸高専との連携を通じて、文理横断、分野横断教育の一層の促進に取り組みます。

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参加者からのコメント

  • CADソフトで作成したものが立体として実物になるのがとても楽しく、できるようになる過程に大きな達成感がありました。苦戦しましたが、試行錯誤することも楽しく、困ったときにはすぐにサポートしてもらえたので楽しく取り組めました。
  • 3Dプリンターが動き、設計したデータ通りに少しずつ形になっていく様子に感動しました。普段触れることのない機器に触れ、神戸高専の設備・雰囲気を知ることができ、満足度の高い体験会でした。
  • これほど素晴らしい技術が簡単かつ比較的安価に扱えることを初めて知りました。
  • 指示についていくことは大変でしたが、神戸市外大での学びとは異なる種類の学びから多くの発見がありました。
  • この機会がなければ3Dプリンターに触れることはなかったと思うので、技術に触れられる貴重な機会になりました。
  • パソコン操作に不安がありましたが、講師の方が丁寧に教えてくださり、無事に作品を完成させることができました。自分で設計したものが実際に形になる体験はとても感動的でした。

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