2026年6月11日
【FD活動】AIと語学教育に関する研究・教育実践の紹介と教育・研究連携の実績報告
神戸市外国語大学(以下、神戸市外大)と神戸市立工業高等専門学校(以下、神戸高専)は、5月20日(水曜)、合同FD(ファカルティ・ディベロップメント)活動としてAIと語学教育に関する研究・教育実践の紹介と、教育・研究連携の実績報告を行いました。
本イベントは、AIを活用した語学教育に関する研究成果や教育実践事例の共有とともに、両校の強みを活かした今後の教育連携・共同研究の発展を目的として実施しました。
登壇者
<神戸市外大>
・英米学科教授 濱田彰
・総合文化グループ准教授 関陽介
・濱田ゼミ生
<神戸高専>
・システム情報工学科准教授 木場隼介
・システム情報工学科講師 田原熙昻
AIと語学教育に関する研究・教育実践の紹介
神戸市外大の濱田ゼミ生からは、生成AIを活用した学習支援アプリの開発について発表が行われ、語学学習におけるAI活用の可能性や、学習者の理解促進を目的とした機能、活用方法などが紹介されました。

続いて、神戸高専の木場准教授からは、工業英語の授業におけるAI導入の実践事例について発表が行われました。
授業では、AIの使用を前提としたうえで「授業で学んだ内容を使って」記述したり、学生自身がプロンプトを工夫しAIの出力の質を高めながら自力で理解できない部分にのみAIを活用したりと、学習者の動機付けを図った指導方法が紹介されました。
各発表後には、異なる専門分野の視点から、AI活用の可能性や教育上の課題について、意見交換や質疑応答が行われました。
両校の教育・研究連携の実績報告
神戸市外大の関准教授と神戸高専の田原講師からは、これまでの教育・研究連携の取組について発表が行われました。
教育面では、神戸市外大の学生が神戸高専創造デザイン工房で実施された3Dプリンター体験会に参加し、神戸高専が有する技術分野への理解を深める機会が設けられていることが紹介されました。また、関准教授のゼミに参加する学生と田原講師の研究室による合同研究発表会の実施を通じて、学生同士が研究内容について意見交換を行うなど、分野横断的な学びの機会が創出されていることが報告されました。
研究面では、両校による共同研究の成果についても紹介され、今後のさらなる教育・研究連携の発展可能性についても共有されました。
当日は、神戸市外大教職員、神戸高専教職員、法人職員あわせて約70名(オンライン参加含む)が参加し、文理横断・分野横断の視点から、AIと語学教育に関する知見や、教育・研究連携の具体的な実践事例が共有され、有意義な交流の場となりました。
神戸市外大と神戸高専は、今後も教育・研究の両面において、学際的・実践的な協働を推進していきます。
