イベント・講演会

2026年10月15日

【創立80周年記念事業】ロシア学科卒業生連続講演会 第1回「ロシア語を学んで中央アジアへ ―壁画から読み解く文化と歴史―」開催報告

2026年10月5日(月曜)、創立80周年記念事業ロシア学科卒業生連続講演会の第1回を、本学第2学舎2階503教室で開催しました。

第1回は「ロシア語を学んで中央アジアへ ―壁画から読み解く文化と歴史―」と題し、本学ロシア学科卒業生で、名古屋大学人文学研究科附属人類文化遺産テクスト学研究センター准教授の影山悦子氏をお招きしてご講演いただきました。

講演では、本学での学びや中央アジアに関心を持つようになったきっかけをはじめ、現在取り組まれているソグド人の文化研究についてお話しいただきました。世界的にも研究者の少ないソグド人の文化の研究について、その難しさや奥深さを知ることができたほか、本学で専攻したロシア語を現在でも活用していることや、壁画修復や展覧会といった形で研究成果を社会に還元していることなどをご紹介いただき、本学卒業生の活躍について知る貴重な機会となりました。

講演後の質疑応答では、学生、教員、市民の方から多くの質問があり、講演内容および中央アジアに対する関心の高さがうかがえました。

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参加者の声

ソグド人研究という普段あまりなじみのない分野の貴重なお話を聞けて大変興味深かったです。
実際にウズベキスタンを訪れた時には高低差のある大きな丘だなとしか感じなかったのですが、シルクロード貿易における様々な国との関わりを示す貴重な壁画が見つかった場所だと聞いて驚きました。影山先生のように、実際の体験がその後の自分の仕事につながる可能性があることを再認識し、様々な物事にアンテナを広げていこうと思いました。(ロシア学科4年生)


学生時代の旅行をきっかけに、自分が熱中できる研究テーマに出会ったというお話が印象に残りました。何気ない経験が研究につながることに驚くとともに、自分自身もまだ気づいていない可能性があるのだと感じました。日々の経験や興味を大切にし、新たな可能性を見つけていきたいと思いました。(ロシア学科3年生)


壁画の研究をしていると最初にうかがった時、どのような方法で研究するのだろうと感じました。お話を聞く中で、壁画に描かれた衣食住などの情報から分析や考察を行って結果を導き出すと知り、納得すると同時に、自分が専門とする分野との違いを知ることができ、とても興味深く思いました。(ロシア学科4年生)


いままで馴染みのなかったソグド人やゾロアスター教といったテーマに触れることができ、新たな興味が湧くようなすばらしい講演会でした。(ロシア学科4年生)


旅行で目にした壁画という小さなきっかけが、その後の自分の人生を形作る特別なものになったことにロマンを感じました。(ロシア学科3年生)

今後の開催予定

本講演会は、創立80周年記念事業の一環として「外大での学びと地域・国際貢献 ―卒業生に学ぶ語学力と専門性の活かし方―」をテーマに全3回のシリーズで開催しております。

第2回、第3回につきましても、第一線で活躍されている卒業生をお招きし、ご講演いただく予定です。事前予約不要、参加費無料で、在学生や教職員、卒業生はもちろん、一般の方々もご参加いただけます。

第2回 「ロシア語でたどる日露の歴史 ―極東ロシア・北方領土・日露交流―」

  • 日時:2026年11月13日(金曜)14時25分~15時55分
  • 講師:樫本 真奈美 氏 (翻訳者、同志社大学嘱託講師)
  • 会場:第2学舎1階501教室

第3回 「文学のモビライゼーション ―冷戦期アメリカにおける亡命ロシア文学の出版について―」

  • 日時:2026年12月18日(金曜)16時5分~17時35分
  • 講師:後藤 篤 氏 (京都府立大学文学部 准教授)
  • 会場:第2学舎2階503教室

詳細は、こちらよりご確認ください。